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福島第一原発から作業員が逃げはじめている。


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「福島第一原発の作業員のうち、逃げはじめている者がいる。現在の状況では、やっていられないと、逃げ出していると聞いている」という話です。政府内部より夜遅くに僕に聞こえてきた話です。僕は情報の信憑性は高いと判断していますが、ただし、なぜこうなっているのかという細かい具体的な説明はありません。もちろん、作業員は相当な負荷を掛けられて、ぎりぎりの状態で対応していますから、被曝線量の問題を中心に、人間としての限界状態にあることは間違いありません。




政府内部より、「福島第一原発から作業員が逃げはじめている」という情報:ジャーナリスト 木下黄太のブログ

すでに一ヶ月が経過しました。通常の状況でない極限の世界で、その場で作業を続けろと言う方が無理だろうと、僕も率直に思います。作業員も人間ですし、メンタルでも限界に近づいているだろうと思います。こうしたことが現場でおきはじめていることは、実は想定内の出来事ですし、強制させてその作業をさせる法的な義務はないとおもいます。

さらに下請けの作業員には強制させることにはかなり無理があります。僕は何度か「兵站」というキーワードをこのブログで書きました。というのも、僕の友人でこの福島第一原発に関わっていた技術者も、信頼できる原子炉の専門家も、異口同音に「兵站」というワードを口にするのです。原子力はもちろんきれいごとの世界ではありません。原子力施設の様々な事柄を実際にこなしていくのは、具体的な技量を伴った作業員がやるしかない訳で、彼らの日常は、一定程度被曝をすることを前提とした作業なのです。もちろん、その見返りとして、通常よりも多いギャランティーがある訳ですから、そこは需要と供給のバランスで成立している世界ともいえます。その意味で「多少の危険」は織り込み済みで、通常は仕事をしていると思います。今回の福島第一原発で起きている事態はそうした、おりこみ済みの約束事の世界を、はるかに超えた状態で事は進行し、僕も含めたほとんどの人々の予想を裏切り、一ヶ月以上もこの状況が続いています。こうした場合、心配になるのは、この作業員がどこまで続くのかと言うことであり、だからこそ「兵站」が問題になるのだろうと思います。逃げ出しているのはほんの一握りで、全体としてうまく進行しているのなら構わないのですが、苛酷な状態に耐えられない作業員が一定数、そうなっているのなら、事態は切迫してくるのではという憂慮をしています。

この福島第一原発の数回の爆発状況を振り返り、今までオープンになっている映像や写真を確認すればすぐにハッキリすると思いますが、こんな崩壊状態で、ここのことをよくわかっている作業員のうちで、逃げはじめている人がいるのだとすれば、事態の解決へ向けた努力が進んでいるというより、実は厳しい現況にあるのではないのかという疑念が僕の心の中で、どうしても強まります。人をどう使うのかということで解決できる状態であればまだよいのですが、全くそうした状態でなくなっているのが現状なのであれば、いろんな可能性を僕らも考えていかなければなりません。この事態を正確に捉えている人であればあるほど、「兵站」が最後の鍵となるという認識を持っていますから、そこがどうなるのかが、大きなメルクマールなのです。

 勿論、こういった情報だけで判断する話ではありませんが、実際にどういう見立てが各号機にたいしてあるのかが判然としない状態が続いています。原子力推進側の学者のペーパーでも爆発可能性がほとんど書かれている状態も含めて、一体どの号機が安定して大丈夫なのかどうかさえ、一号機から三号機まで、明言できない状態です。しかも、今度は四号機の使用済み燃料プールの温度があがりはじめていて、水温が90度まで上昇していて、毎時84ミリシーベルトの放射線量になっています。放射性物質も出てきており、燃料棒が部分的に損傷した可能性があるようです。こうなってくると、東京電力の社長が「少しずつ安定に向かっている」という説明を額面どおり聞いてよいと断言はできません。僕の友人で過去に福島第一原発を担当していた技術者は、「四号機のプールでうまくいっていないのは、もしかしたら余震も含めた地震で、プールに何か問題がおきているかもしれない。使用済み核燃料がこの状態が続いて、極めて大きな状態を招くことはないけれど、ここで何か起きてしまうと、これがトリガーになって、他に別のシステムの作業に影響が出るようなことは想定できる。気になる話だ」と言われました。毎日、毎日、何か気になる情報が出続けていることには間違いなく、レベル7ということが簡単に収束する事柄ではないのだと覚らされます。あるファクターとあるファクターがどのようにつながっているのかが、大規模システムではもともと見えにくいという弱点があります。今回のような複合的な事故は、そのシステムの根本が立ち行かなくなっていると言う現実を認識します。こうした原発に安全性を高めると言う議論こそ、根本からナンセンスだとしか僕には思えません。危険の連鎖が見えにくくなっていて、危険が結果として甚大であるものを、安全度を高めればシステムとして大丈夫という仮説が成立する根拠を僕は知りたいくらいです。

 石巻の小野沢先生の記事は反応がとても多かったのですが、久松さんと言う翻訳家の方から次のメールが届きました(一部割愛しています)。このメールを見ながら、僕が気になっているのは、このメールの中で複合災害(放射能と津波と地震)と広域災害(被害エリアが広すぎる)というファクターがはっきり出ているということです。

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僕も3月25日から31日まで石巻にボランティアにいっていました。僕らボランティアが担当したのは、自宅や知人宅で避難している人たちを探し出し、物資を届けることでした。多くの人が、避難所までいけず、倒壊しかけた家の、2階で、10人、15人、と避難していました。物資自体は、自衛隊や赤十字、ピースボートなどの集積所には、随分豊富に送られてきていたように思うのですが、それを避難所以外の場所で、避難している人に送り届ける方途がない。僕たちの仕事は、そうした個人的に避難している人たちを見つけ出し、そこに物資を届けることでした。そのため、地区を決め、瓦礫の中を歩いている人や幸い被災を免れたお宅や地区長さんのと ころで、被災者の有無を聞き取り調査をしたりして、個別に避難している人を見つけ出し、物資を渡すという作業でした。どこか、緊急支援を必要とする人が連絡できるような電話を設置し、ラジオとかで流し、そこに物資を届けるにすれば良いのにとも思ったのですが、市の職員も罹災し、大分亡くなっており、とても手が回らないようです。小野沢先生の言われるように、津波の被害はあまりに広域で、自分も罹災者である地方自治体の力だけで、復興など出来ないように思えました。多くの方が肉親をなくし、また毎日大きな余震があり、女川の原発の恐怖や罹災者の方々の疲労と心労は、極限に近づいているのでは心配しています。
 政府は、一体何をやっているのでしょうか?政府は、決して国民を守るためにあるものではないことが、よく分かります。帰り道は、福島の二本松に立ち寄り、ヨード剤を現地の人に手渡してきました。ガイガー・カウンターを持っていたのですが、二本松でも、5から6マイクロシーベルトとかなり汚染されていました。郡山あたりから大分放射線の空間線量は、多くなっていました。でもファミレスに入ったら、若い女の子たちや家族連れが、無邪気に談笑していたり、何もないかのような日常で、痛みもない眼に見えない放射能の「恐ろしさ」は、格別なものと感じました。

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僕は、この中で、ガイガー・カウンターの数値がとても気になりました。機械自体は国立大学の物理の先生がお持ちの、かなりきちんとした機械で、帰りがけに定点的に測り続けたそうです。郡山、二本松、さらに栃木にかけてもモニタリングポストより高い数値が続き、大変気になったと言います。もちろん同心円的に高い訳ではないようですが、高いエリアはあるということです。この点で少し考えるのはモニタリングポスト、というのは元々は排気というものの放射線量を測るために比較的高い場所にあるということです。しかし、今回は、すでに大量の放射性物質が降下していますから、地表に多くの放射性物質が落ちている可能性が高く、人の位置や地表に向けて測るとモニタリングポストより高くなるのは当たり前かもしれません。「雨がたまるようなところは高かったですし、地面すれすれに測るとやはり高いんですよ」と言う話もありました。何十台かガイガーカウンターを集めて、民間で定期観測ができないのかと検討もしているそうです。     

「追記」

下記のニュースは、学校の再開基準にとどまるべきではありません。子どもは年10ミリシーベルト以上のところには、いられないのだと原子力安全委員会が言っているに等しい話です。子どもは、公衆被曝の年間1ミリシーベルトは超えるべきではないというのが僕の立場ですが、仮に年間10ミリシーベルトまでとしても、内部被曝を考慮せず、日数と時間で単純に割れば、毎時1.14マイクロシーベルトの被曝量がひっかかります。福島市内も郡山市内も、福島県内のかなりの地域で、子どもをそのままにすることが難しいということでしかないという話になります。事態は切迫しているのに何をごまかし続けるのか、僕には全く理解できません。子どもの安全を守らなければならないといけません。もはや「疎開」という概念を思い出すしかないかもしれません。

学校再開基準、年10ミリシーベルト以下 原子力安全委(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2011041305270.html

photo by Omar Al-Harbi



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